モンテクリスト・ミニ（ＥＵ版）

これは、格安ミニシガリロで名を馳せた、かのクラブマスター・ミニのハバナ版 と呼ぶべきだろう。

葉詰めは極端にスカスカ であり、紙巻き感覚で吸い込むと点火直後でも口中を火傷する危険性 がある。 明らかに初心者をターゲットにした製品の筈なのに、結果的に初心者要注意のシガリロになってしまったようだ。
また、喫煙時間は最短の部類 に属し、紙巻きどころではない程に短い。 折角のハバノスの旨みを、数口しか味わえないのでは味気無く、欲求不満が募る所だ。

しかし、意識して超クールスモーキングに徹すれば、ブレンドとは思えない程のハバノスらしい旨み が、ライトでマイルドながらに味わえる素晴しさがある。

ちなみに、ミニブルーではラッパーに微細な穴あき加工があるが、ミニレッドではこれが無い様だ。
これをもってミニブルーはライトとしているのかもしれないが、そもそも葉詰めがスカスカすぎるのにラッパー穴開け加工しても殆ど意味が無いのでは・・・

レッドもブルーも、シガリロに慣れている人ならば、１本では吸った気がしない というのが正直な感覚だろう。
味わいは素晴らしく、低価格でコストパフォーマンス最高に見えるのだが、これではとても継続的に購入したいとは思えない。