ドミニカ製　ベガフィナ

アルタディスＵＳＡが、ドミニカのラ・ロマーナにある工場にて生産している、欧米ではかなりポピュラーなドミニカ産シガーブランド。
日本には、ハバナ葉巻の日本輸入代理店でもある「シガークラブ」が輸入している。

	＜ベガフィナ　ロブスト＞
\900→(同) ドミニカ (1.98×12.7 cm)	エクアドル産コネチカットラッパ、インドネシア産バインダー、フィラーはコロンビア・ドミニカ・ホンデュラスブレンド。淡色の美しいラッパーの堂々としたシェイプ。「マイルドで雑味のないクリアな甘み」と宣伝しているのが気になる・・・
	50-55分。キャラクターはやや弱～やや強で、変化が大きい。吸込み良し。点火後芳香は甘い花の様であり、立上がりは甘いナッツ～木質様の軽い味わいである。序盤は甘味弱まり、木質から次第に淡泊な革ニュアンスや胡椒風味が増してくる。前半はキャラクター中。急速に強さを増す。穏やかなコクとスパイシーな旨塩。胡椒風味だが金属感も出てくる。中盤は喫感が増し、スパイシーとコクが目立つアーシーで胡椒風味な強めの塩味だが、メタリックな感覚が次第に増してくる。後半はキャラクターやや強。スパイシーで喫感強。味は無くなり、無機質で強烈な金属感で不味さ全開である。終盤に近づくと強いエグ味も加わり、遂に途中で放り出す事となった。「雑味のないクリアな味」という宣伝文句の法則がこれほどぴったりしたシガーはないだろう。愉しめるのは序盤までであり、特に後半は、吸い進むにつれて加速度的に酷くなる状況に驚かされる。

＜ベガフィナ　ロブスト＞

\900→(同)
ドミニカ
(1.98×12.7 cm)

エクアドル産コネチカットラッパ、インドネシア産バインダー、フィラーはコロンビア・ドミニカ・ホンデュラスブレンド。
淡色の美しいラッパーの堂々としたシェイプ。
「マイルドで雑味のないクリアな甘み」と宣伝しているのが気になる・・・

50-55分。キャラクターはやや弱～やや強で、変化が大きい。吸込み良し。
点火後芳香は甘い花の様であり、立上がりは甘いナッツ～木質様の軽い味わいである。

序盤は甘味弱まり、木質から次第に淡泊な革ニュアンスや胡椒風味が増してくる。
前半はキャラクター中。急速に強さを増す。穏やかなコクとスパイシーな旨塩。胡椒風味だが金属感も出てくる。
中盤は喫感が増し、スパイシーとコクが目立つアーシーで胡椒風味な強めの塩味だが、メタリックな感覚が次第に増してくる。
後半はキャラクターやや強。スパイシーで喫感強。味は無くなり、無機質で強烈な金属感で不味さ全開である。
終盤に近づくと強いエグ味も加わり、遂に途中で放り出す事となった。

「雑味のないクリアな味」という宣伝文句の法則がこれほどぴったりしたシガーはないだろう。
愉しめるのは序盤までであり、特に後半は、吸い進むにつれて加速度的に酷くなる状況に驚かされる。

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	＜ベガフィナ　ニカラグア・グラントロ＞
\1,200 ニカラグア (2.06×15.2 cm)	100％ニカラグア産で、四年以上熟成葉を使用とのこと。濃色の美しいマデュロラッパーはハラパ産のハバナ2000。バインダー：ハラパ産セコ、フィラー：ハラパ＆エステリ産と、ハラパ産を多用している。
	70分。キャラクターは強前後。吸い込み具合には個体差によるバラツキが大きい。点火後の芳香は甘く、立ち上がりはクリーミーで、焦がしたカラメル様の後味の有るナッツの旨み。序盤からいきなりガツンとくるスパイシーで強いコク。甘みも目立つ上質な揮発系の木質。前半はやや強～強。スパイシーでガツンとくる強く深いコク。甘みも強いが渋みも出てくる。焦がしカラメル風味の手強く上質な革のニュアンス。甘みが無くハードな旨味の場合も。中盤は強烈で深い焦がしカラメル様のマッタリしたコクに、スパイシーさと強い甘みと上質な革のニュアンス。そこにやや酸味も加わり、複雑で強く素晴らしい上質な旨味が堪能できる。甘みが無い場合はかなりなハードさとなる。後半はかなり強。甘みも有るが、強烈な渋みとコクが支配する。そこにスパイシーさと酸味が加わる焦がし木質様革ニュアンスとでも言うべきか、とても複雑で素晴らしくハードで強い旨味が有る。全体として、ベガフィナのネガティブなイメージとはかけ離れた素晴しさと、如何にもハラパ産を多用した強烈さを併せ持った、ニカラグア産・超強烈系の優良シガーであった。バラツキが大きいのは玉に瑕だが・・・

＜ベガフィナ　ニカラグア・グラントロ＞

\1,200
ニカラグア
(2.06×15.2 cm)

100％ニカラグア産で、四年以上熟成葉を使用とのこと。
濃色の美しいマデュロラッパーはハラパ産のハバナ2000。
バインダー：ハラパ産セコ、フィラー：ハラパ＆エステリ産と、ハラパ産を多用している。

70分。キャラクターは強前後。吸い込み具合には個体差によるバラツキが大きい。
点火後の芳香は甘く、立ち上がりはクリーミーで、焦がしたカラメル様の後味の有るナッツの旨み。

序盤からいきなりガツンとくるスパイシーで強いコク。甘みも目立つ上質な揮発系の木質。
前半はやや強～強。スパイシーでガツンとくる強く深いコク。甘みも強いが渋みも出てくる。焦がしカラメル風味 の手強く上質な革のニュアンス。甘みが無くハードな旨味の場合も。
中盤は強烈で深い焦がしカラメル様のマッタリしたコク に、スパイシーさと強い甘みと上質な革のニュアンス。そこにやや酸味も加わり、複雑で強く素晴らしい上質な旨味 が堪能できる。甘みが無い場合はかなりなハードさとなる。
後半はかなり強。甘みも有るが、強烈な渋みとコクが支配 する。そこにスパイシーさと酸味が加わる焦がし木質様革ニュアンスとでも言うべきか、とても複雑で素晴らしくハードで強い旨味 が有る。

全体として、ベガフィナのネガティブなイメージとはかけ離れた素晴しさと、如何にもハラパ産を多用した強烈さを併せ持った、ニカラグア産・超強烈系の優良シガー であった。
バラツキが大きいのは玉に瑕だが・・・

	＜ベガフィナ　ニカラグア・ロブスト＞
\1,000 ニカラグア (1.98×12.7 cm)	100％ニカラグア産で、四年以上熟成葉を使用とのこと。暗いこげ茶の美しいマデュロラッパーはハラパ産のハバナ2000。バインダー：ハラパ産セコ、フィラー：ハラパ＆エステリ産と、ハラパ産を多用している。
	50-60分。キャラクターは中強～強。点火後の芳香は甘めで、立ち上がりは甘く生クリーム様ナッツのニュアンスである。序盤は甘いナッツの味わいで、スパイシーな後味と喫感の強さがある。次第に上質な木質のニュアンスへ。前半はスパイシーさが強く、甘みは薄れる。アーシーな渋いナッツの味わいに、やや鰹節様のニュアンスもある。中盤はやや強。スパイシーで喫感強。甘みは無くなり、強い渋みの苦い革様木質。コショウ風味で味わいが無くなる場合も。後半は甘み皆無の強い喫感。渋さと苦みが強く、コクも強い。アーシーでハードな木質と感じるか、味わい薄く無機質で酷く残念に感じるか、どちらかである。全体として、上記グラントロに比べて格段に劣る感じは否めない。値段差はそれほど大きくないので、グラントロの方を勧めたい。

＜ベガフィナ　ニカラグア・ロブスト＞

\1,000
ニカラグア
(1.98×12.7 cm)

100％ニカラグア産で、四年以上熟成葉を使用とのこと。
暗いこげ茶の美しいマデュロラッパーはハラパ産のハバナ2000。
バインダー：ハラパ産セコ、フィラー：ハラパ＆エステリ産と、ハラパ産を多用している。

50-60分。キャラクターは中強～強。
点火後の芳香は甘めで、立ち上がりは甘く生クリーム様ナッツのニュアンスである。

序盤は甘いナッツの味わいで、スパイシーな後味と喫感の強さがある。次第に上質な木質のニュアンス へ。
前半はスパイシーさが強く、甘みは薄れる。アーシーな渋いナッツの味わい に、やや鰹節様のニュアンスもある。
中盤はやや強。スパイシーで喫感強。甘みは無くなり、強い渋みの苦い革様木質。コショウ風味で味わいが無くなる場合も。
後半は甘み皆無の強い喫感。渋さと苦みが強く、コクも強い。アーシーでハードな木質と感じるか、味わい薄く無機質で酷く残念に感じるか、どちらかである。

全体として、上記グラントロに比べて格段に劣る 感じは否めない。
値段差はそれほど大きくないので、グラントロの方を勧めたい。

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ドミニカ製 ベガフィナ

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