ドミニカ産　ＢＡＬＭＯＲＡＬＲＯＹＡＬＳＥＬＥＣＴＩＯＮ

バルモラルは、オランダのアジオ・シガー社の高級シガーブランドである。
このブランドで最も有名で評価も高いのが、高級ドライシガーの「ドミニカンセレクション」である。
それとは別に、ドミニカ工場産のプレミアムシガーとしてラインアップされているのが、最近まで日本では見かけなかったこの「ロイヤルセレクション」だ。

「あのバルモラルのプレミアムシガー」ということでかなり期待していたのだが、果たしてその実態や如何に？？

	＜バルモラル・ロイヤルセレクション・アネホ１８　ロスチルド・マッシボ＞
\1,600 ドミニカ (2.18×12.7 cm)	ロイヤルセレクション国内お披露目は、限定版のアネホ１８となった。55リングゲージ。ブラジル産マデュロであるサングロウン・アラピラカラッパ、ドミニカ産バインダ、ドミニカ＆ニカラグア＆ブラジル産フィラー。
	70-80分。キャラクターは中～やや強。美しいこげ茶のマデュロラッパを持つ大振りのシガー。吸込みは概して良好であり、点火後はやや甘い芳香が有り、立ち上がりはスパイシーな甘いナッツのニュアンス。序盤は中弱。スパイシーな喫感が目立ち、甘みも強めでアーシーでアクも目立つ揮発系木質。前半はスパイシーな強い喫感で甘み目立つが、穏やかなコクの揮発系木質のニュアンス。中盤は中強。相変わらずスパイシーさは強いが喫感は落ち着く。穏やかでまろやかさとコクが増してくる甘い木質のニュアンス。後半は強いスパイシーさで、まろやかな甘い木質。味の変化には乏しいが次第にコクが増してくる。なお、前半からアクが強くなり、中盤以降金属感が目立ってしまう外れ物に当たる場合もあった。全体として、外れさえ引かなければ、穏やかでまろやかなコクと甘みの木質系の旨みが愉しめる、なかなかに優れたシガーである。

＜バルモラル・ロイヤルセレクション・アネホ１８　ロスチルド・マッシボ＞

\1,600
ドミニカ
(2.18×12.7 cm)

ロイヤルセレクション国内お披露目は、限定版のアネホ１８となった。55リングゲージ。
ブラジル産マデュロであるサングロウン・アラピラカラッパ、ドミニカ産バインダ、ドミニカ＆ニカラグア＆ブラジル産フィラー。

70-80分。キャラクターは中～やや強。美しいこげ茶のマデュロラッパを持つ大振りのシガー 。
吸込みは概して良好であり、点火後はやや甘い芳香が有り、立ち上がりはスパイシーな甘いナッツのニュアンス。

序盤は中弱。スパイシーな喫感が目立ち、甘みも強めでアーシーでアクも目立つ揮発系木質 。
前半はスパイシーな強い喫感で甘み目立つが、穏やかなコクの揮発系木質のニュアンス。
中盤は中強。相変わらずスパイシーさは強いが喫感は落ち着く。穏やかでまろやかさとコクが増してくる甘い木質 のニュアンス。
後半は強いスパイシーさで、まろやかな甘い木質。味の変化には乏しいが次第にコクが増してくる。
なお、前半からアクが強くなり、中盤以降金属感が目立ってしまう外れ物に当たる場合もあった。

全体として、外れさえ引かなければ、穏やかでまろやかなコクと甘みの木質系 の旨みが愉しめる、なかなかに優れたシガーである。

	＜バルモラル・ロイヤルセレクション　クラロ・トルペド＞
国内無しドミニカ (2.06×15.9 cm)	とても淡い色で非常に綺麗なエクアドル産シェードグロウンコネチカットラッパー。ドミニカ産フィラー＆バインダー。ひと昔前に流行った典型的なマイルドスタイル。ドミニカのサンペドロ・デ・マコリスにある自社工場製。
	70分。キャラクターはやや弱～中。吸込みは極上で点火後に芳香が有り、立上がりはクリーミーで滑らかナッツ～旨塩系。序盤はかなりマイルドであり、味わいはクリーミーな旨塩で、時々金属感や塩味が強まる。前半もスパイシーで概して穏やかな旨塩だが、序盤よりはやや喫感が強まり、時折胡椒風味も。中盤も同様だが、クリーミーながら次第に金属感やアクが目立つ様になってしまう。後半は金属感やアクの目立つ塩味で、不味くはないが余り旨くもない。次第にスパイシーな金属感が目立つ様になり、味わいが薄れていく。希にやや強めのコクとスパイシーさを伴う、秘めた甘さの穏やかな旨塩系の旨さが現れる場合もあるのが救いか。全体として、期待に反してかなり残念な出来で、これならドミニカンセレクションの方が遙かに旨いと思えてくる。解体してみた所、バインダーには結構いい物を使っている様なのだが・・・単に、ドミニカンセレクションの引立役として存在しているラインアップかもしれない。

＜バルモラル・ロイヤルセレクション　クラロ・トルペド＞

国内無し
ドミニカ
(2.06×15.9 cm)

とても淡い色で非常に綺麗 なエクアドル産シェードグロウンコネチカットラッパー。
ドミニカ産フィラー＆バインダー。ひと昔前に流行った典型的なマイルドスタイル 。
ドミニカのサンペドロ・デ・マコリスにある自社工場製。

70分。キャラクターはやや弱～中。
吸込みは極上で点火後に芳香が有り、立上がりはクリーミーで滑らかナッツ～旨塩系。

序盤はかなりマイルドであり、味わいはクリーミーな旨塩 で、時々金属感や塩味が強まる。
前半もスパイシーで概して穏やかな旨塩だが、序盤よりはやや喫感が強まり、時折胡椒風味も。
中盤も同様だが、クリーミーながら次第に金属感やアクが目立つ様に なってしまう。
後半は金属感やアクの目立つ塩味で、不味くはないが余り旨くもない。次第にスパイシーな金属感が目立つ様になり、味わいが薄れていく。
希にやや強めのコクとスパイシーさを伴う、秘めた甘さの穏やかな旨塩系の旨さが現れる場合もあるのが救いか。

全体として、期待に反してかなり残念な出来 で、これならドミニカンセレクションの方が遙かに旨いと思えてくる。
解体してみた所、バインダーには結構いい物を使っている様なのだが・・・
単に、ドミニカンセレクションの引立役 として存在しているラインアップかもしれない。

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