ニカラグア産　ヒロチ・ロバイナ

ハバノス「ベガスロバイナ」ブランドで有名な、2010年に亡くなったキューバの著名な葉たばこ生産者「アレハンドロ・ロバイナ」氏。
その側で長年働いてきた孫であるヒロチ・ロバイナ氏 が、ニカラグア・エステリのラ・コロナ工場のオマール・ゴンザレス・アレマン氏と共同で立ち上げたのが「ヒロチ・ロバイナ」ブランドで有る。
このオマール・ゴンザレス・アレマン氏も、元はキューバ・ハバナのラ・コロナ工場のマネージャーであった人物 である。

2014年にブランドを立ち上げたときはクバナカン・タバコ社から発売された。
しかし、その後ヒロチ・ロバイナ氏の突然の移籍騒動などがあり、現在はニカラグア・エステリのラ・コロナ工場が製造している事以外はよく解らない。

	＜Ｈ.ロバイナ　ベリコソ＞
\2,200 ニカラグア (2.06×14.3 cm)	52リングゲージ、5.5インチ。ニカラグアのハラパとエステリのフィラー、ハラパのバインダー、エクアドル産ハバナラッパー。 美しいマデュロラッパー のフルボディシガー。ラッパーがフットの大部分を覆っている 、珍しい形状。
	70分。キャラクターは中強〜かなり強。 吸込みスムーズで、点火後はスパイシーな芳香。立ち上がりはやや甘み有るナッツの味わい。 序盤はスパイシーで甘み有り、始めから強くコク深い 揮発系木質。 前半はやや強〜強。甘みは次第に弱くなっていき、スパイシーでコクが強く胡椒風味でハードな揮発系木質 だが、マッタリ感あるコク深さ もある。 中盤はスパイシーで深く強いコク。甘み無いがマッタリ感があり、ハードな揮発系木質の旨み に溢れる。革ニュアンスも感じられる。 後半はかなり強。マッタリと深く強いコク。甘みの無いハードな革〜揮発系木質の旨味に溢れる。 全体として、ハバナのベガスロバイナのイメージを感じさせる非常に優れたニカラグアシガー である。 他によく見かける、名前だけ借りてきた様な安っぽいシガーブランドとは全く別次元であり、これならブランド名に恥じない出来栄えだと感心 させられた。

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