Act2 ハバノス ガンタナメラ

2002年に発表された、新しいブランド。
キューバではセカンドランクのタバコ葉産地であるレメディオス(ヴエルタ・アリバ)産を用いた、機械巻の葉巻ブランド。
ここではドライシガーに分類したが、「機械巻の廉価版プレミアム」とすべきかもしれない。
当然、保管等もプレミアム並みに扱いたいところ。


<ガンタナメラ・プリトス>

5本 \1,500→(同)
キューバ
 

最近登場した新シリーズ。11.5×106mmマシンメイドシガー。
まろやかな煙で、辛味のない味わい。

GuantanameraBand

キャラクターは中弱。大きさはアップマン・プリトスくらい。

吸い味もアップマン・プリトスに似ているが、それよりもややスパイシーな辛味が有り、若干強さもある。値段はこちらの方がやや安い。味わいもコストパフォーマンスもガンタナメラの方が優れている。

特に点火直後から立ち上る芳香が素晴らしく、始めからマイルドながら上品なコクが有る。
前半からマイルドながらスパイシー感とコクが感じられ、中盤以降、やや強くなるスパイシー感に良い味わいと芳香が加わる。
終盤には上品な木質系の強めの芳香もある。


<ガンタナメラ・コンパイ>

5本 \2,500→(同)
キューバ
 

最近登場した新シリーズ。15.8×123mmマシンメイドシガー。(最早ドライシガーとは云い難い。)
若干のスパイス感と柔らかい煙が特徴で、シリーズ中もっともコクが有りイチオシ。

GuantanameraCompy

喫煙時間65-75分。キャラクター中弱〜中強。基本的にはプリトス版と同質の味わいが有る。一応ドライシガーとして吸口も切って有るが、喫味はプレミアムそのもので保管も同等にしたい。

点火直後の芳香が有り、序盤からのスパイシーな口当たりが有り、中盤過ぎまではマイルドで上品なコクがある。
後半になると、やや強くなるスパイシー感とともに木質系の良い味わいが現れる。味わいは急激に強くなって、終盤はかなりのスパイシー感と強めの味わい、そこにやはり木質系のやや強めの芳香が立ち上る。

全体的に、柔らかな上品さと強いスパイシー感とを持ち、かなりの吸い応えが有る。
ドライシガーで最良のイチオシ。


<ガンタナメラ・デシモス>

5本 \2,250→\2,300
キューバ
※写真はコンパイ箱

最近登場した新シリーズ。15×134mmマシンメイドシガー。
苦味が少なく、バランスが取れたシガーで雑味を感じさせない。
2010/10値上げで、好評なコンパイと値段に差が付いた。

GuantanameraCompy

喫煙時間70-80分。キャラクターは中弱。基本的にはシリーズ全て同質の味わいが有る様だ。

コンパイとほぼ同じ喫味だが、特に後半はコンパイよりマイルドで、最後までマイルドさが続く感じ。


<ガンタナメラ・クリスタル>

5本 \3,250→\3,350
キューバ
 

16.3×150mmマシンメイドシガーで、クリスタルチューブ入り 。大振りなドライシガー。
発売当初は、マシンメイドとしては比較的綺麗なラッパーだった様な気がするが・・・

GuantanameraCrystal

60分。キャラクターは中程度。
個体差も有るが、発売開始から数年たった最近のものは、それまでに見た事も無い様なゴツゴツした非常に荒っぽい外観 である。

喫味の方は、前半は穏やかな鰹節系 の、いかにもマイルドなハバノのドライシガーといったところ。
中盤を過ぎると強さが加わってきて、終盤にかけては多少の強さを感じられる様になり、木質系でやや強めのコク を感じられる様になる。

コンパイに比べると、特に中盤迄はずっとおとなしい 感じでは有るが、喫味の傾向としてはやはり良く似ている。



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