Act3 ニカラグア製  レンピラ 


ニカラグアのタバコ農業組合が前身のAganorsaと、ペドロ・マーティン率いるタバカレラ・トロピカル社によって生産される。キューバ出身の葉巻生産エキスパートであるペドロ・マーティンはかつてドミニカで葉巻を作っていた。しかし、ニカラグア/ハラパ・バレー産葉の質の高さと将来性に驚かされ、ニカラグア移転を決意したそうである。

主にニカラグアのハラパ・バレー産の強烈な風味のコロジョ種のみを用い、黒褐色のダークマデュロラッパーを使用。
バンドにわざわざ「フェルテ(=強烈)」と明記 されているとおり、すこぶる強烈でフルボディ を極めた葉巻。

近年、国内では殆ど見かけない。

<レンピラ ロブスト>

\1,200→?
ニカラグア
(2.1×12.6 cm)

パワフルでフルボディー。味わい自体はやや淡白かも。
因みに、より黒褐色のブラックマデュロラッパーを用いたセリー2006も有る。

LempiraBand

80分。キャラクターは強〜超強。 かなり濃い目のマデュロラッパー。点火後の芳香がかなり良く、立ち上がりから強いコク を感じさせる。

中盤まではかなりスパイシーさが強く、濃厚なコクを伴ったフルボディーさと張り合う感じである。芳香もかなり強めで、甘味には乏しいがスパイシーさ以外の辛味もなく、やや木質系を想わせる濃厚な味わい。
後半になるとスパイシーさは目立たなくなり、強烈なフルボディーさからくるマッタリとした甘味に乏しいカラメル系の味わいを堪能する事が出来る。
超強烈で濃厚だが、後味は意外とあっさり している。くれぐれもニコチン酔いには注意。

「セリー2006」の方は、まるで墨を塗りつけたようなブラックマデュロラッパー。一見、引いてしまうおどろおどろしい外見だが、吸ってみると意外にも通常ロブスト程の強烈さは無く、色の濃さに比例したように強めの甘味を感じる。
スパイシーさは同程度。コク深さもやや劣り、マッタリ感を味わえる程では無い。キャラクターはやや強〜強程度。



<BACK>

<to PageTOP>

<to HOME>

Copyright © 2006-2009 どっとえんど All Rights Reserved.