Act3 プレイボーイ ブランド

言わずと知れた米国プレイボーイ誌が発祥の、ラビットヘッドのロゴマークを用いたブランド。ファッションなど多方面に進出している。
日本でも、その知名度は抜群であるものの、高級感や信頼性のイメージに欠けるらしく、ブランドとしては余り強いとは言えない様だ。

「プレイボーイ」の名を冠した葉巻は、当初ドミニカ産葉にコネチカットラッパーというマイルドスタイルで、ドン・ディエゴのひとつとして発売されていたらしい。
しかし近年、ニカラグアブームに乗じる様に強めで味わいのある物へとリニューアルし、単独ブランド名で売られている。

製造は何れもアルタディスUSAで、ドミニカのラ・ロマーナの巨大工場にて作られている。


<プレイボーイ ロブスト>

\1,300→(同)
ドミニカ産
(2.06×12.7 cm)

外見は濃いこげ茶の美しいラッパで、エクアドル産スマトラ。
フィラーはドミニカ・ニカラグア・ペルー産のブレンド。
コネチカットブロードリーフのバインダ。バンドにはお馴染みのラビットヘッド。

PlayboyVol2CigarBand

60-70分。キャラクターは中弱〜強。立上がりはやや甘みと軽い渋みの木質。後味にナッツの味わいで青白色の煙色。

序盤はスパイシーさが目立ち、秘めた甘さのややアクっぽい渋い木質 。なめし革のニュアンス。
前半はスパイシーさ強まるが甘みは弱まり、焦がした様な渋い木質のニュアンスで、旨味やコクはなかなか の物である。しかし、味わいが薄まり金属感が出る物も。
中盤はかなり強さが増し、スパイシーでアーシー。甘み少なくやや金属感もある渋い木質で強いコク。危ういバランスで旨さを保ち続けている感覚 。
後半は更に強さを増し、スパイシーさとコクが深まる場合、中盤同様に危ういバランスを保ち続ける場合、渋みや金属感が強すぎて不味く感じる場合など様々。

全体として意外と強さが あり、やや渋みが目立つがイメージとは違い (?)そこそこ旨い 葉巻と言える。
しかし場合によってはバランスが崩れて、不味く感じる物も有る様だ。



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