Act4 普及版ハバノ  H.アップマンの格安品

歴史の古いブランドであり、豊富なラインアップを誇る。全体的により熟成されたラッパーを持ち、風味に優れた物が多い様だ。
このブランドで有名なのは、なんといってもこのシガーをこよなく愛したJ.F.ケネディの逸話 だろう。
(街中のペティアップマンを買い占めてから、対キューバ禁輸の法律に署名したという伝説。)


<H.アップマン コロナスジュニア>

\900→\1,000
カデーテ
(1.43×11.5 cm)

金属チューブ入りで、ロングフィラー手巻きとしては非常に格安だった。
しかし、2010年大幅値上に引き続き2014年も値上げ。かつての格安感は無くなってしまった。

HUpmanCoroJuniMetalTube

60分。キャラクターは中強。作り良く、吸込み良好。濃い目のラッパー。

始めから強さとコクが有り、前半から良い味わいと強さとコクが楽しめる。良い物に当たると、後半になるにつれ、次第に強さとコクと良い味わいがバランス良く強くなっていく。辛みは多少感じるが刺激的では無い。
しかし、味わいの薄いはずれ物に当たる場合も多い。

はずれが無ければ、かなりコストパフォーマンスが高い一品。


<H.アップマン アロマティコス>

\1,000→×
機械巻
(1.67×12.9 cm)

深い味わいと懐かしい香り。甘さと香りのバランスが良い。
機械巻最高級品 だったが、既に廃版。

PetiUpmanBOX

60-70分。キャラクターは中。

初めからかなりコク有り。辛みや刺激味は殆ど感じられない。序盤からとても良い味わいがして来て、それが中盤になるとぐんと強くなる。後半に入ると、やや目立ちだした強さを、急激に増して来た「コクの有るやや甘味を帯びた深い味わい」が打ち消していく感じ。芳香も結構有り、時折木質系の芳香も現れる。
終盤には、強力な味わいが強みや辛みを完全に打ち消してしまい、時折蜂蜜を塗ったトーストを焦した様な味わいをも感じさせる。深く多様な味わいを魅せる逸品。

因みに、灰の色はこれでもかという程に黒かった。機械巻の安っぽさを感じさせない、マシンメイドの最高級品。


<H.アップマン ペティアップマン>

\600→×
機械巻
(1.2×10.8 cm)

少し刺激的な口当たりと、甘い香り。  J.F.ケネディが買い占めたと云われる伝説 で有名な品だが、
ケネディ当時の物は手巻きで、現在のペティアップマンとはサイズからして違う様だ。

PetiUpmanBOX

40分。キャラクターは中〜強。吸込み良好。煙量まずまず多め。

初めからかなりコクが有る。刺激的な口当たりの辛さと、強めのコクと、後味と香りの甘さのハーモニー。中盤からは強い味わいとスパイシーさと強いコク、終盤には強い芳香も加わる。前半から最後まで続く強力なハーモニーには正に恍惚とさせられる。

熟成したキンテロブレバスを思わせるが、そこまで強力ではなく、またサイズもプリトスサイズなのでまさに驚きの逸品。



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