ボリバー標準サイズ

ハバノで最も強烈さと個性を誇る、初心者お断りブランド。赤みがかった暗めの色のラッパーで、英国で絶大な人気が有る。
ブランド名は、南米諸国の対スペイン独立戦争の英雄シモン・ボリバルに由来する。
よってスペインではボリバーは殆ど輸入されないとも云われていたが、ブランドの名声が確立した現在ではそんな事は無い様だ。

	＜ボリバー　コロナスジュニア＞
\1,200→\1,300 ミヌート (1.67×11.0 cm)	ミヌートサイズのコロナスジュニアはラモン・スモールクラブコロナスの対抗馬的存在。
	50-60分。初めからかなりコクと旨味と芳香がある。スパイシーさが強い。時々酸味が強くなり、ほのかな甘味もある。アーシーさがある。筆者が試したものはロット外れらしく、どうも作りが悪くて吸込みが固すぎる場合が多かった。

＜ボリバー　コロナスジュニア＞

\1,200→\1,300
ミヌート
(1.67×11.0 cm)

ミヌートサイズのコロナスジュニアはラモン・スモールクラブコロナスの対抗馬的存在。

50-60分。初めからかなりコクと旨味と芳香がある。スパイシーさが強い。時々酸味が強くなり、ほのかな甘味もある。アーシーさがある。

筆者が試したものはロット外れらしく、どうも作りが悪くて吸込みが固すぎる場合が多かった。

	＜ボリバー　ペティコロナス＞
\1,300→\1,400 マレバ (1.67×12.9 cm)	ボリバーでは最も吸い易い部類で、リッチでスパイシーでチョコレートを想わせる風味。マレバサイズの名作で、高い人気と評価を誇る。ペティコロナスではイチオシ。
	キャラクターはやや強～強。作りが良く、吸込み良好で煙量なかなか。点火直後の芳香が豊か。始めの一口から強いコクとスパイシーな強い辛さがガツンと来る。引き続いて序盤は強さとスパイシーな強い辛さに支配されるが、コクと芳香も強い。中盤に入ると急激にかなり甘味の有る旨味が増して来て、半分頃にはもはや強さや辛さは全く目立たなくなり、後半になると強い甘さを帯びた強烈な旨味に、スパイシーさが程良く加わり、強烈な芳香と共に恍惚とさせられる。その旨みの強さ故にかなり口当たりは良いが、初心者はくれぐれもノックアウトされない様に注意。

＜ボリバー　ペティコロナス＞

\1,300→\1,400
マレバ
(1.67×12.9 cm)

ボリバーでは最も吸い易い部類で、リッチでスパイシーでチョコレートを想わせる風味。
マレバサイズの名作 で、高い人気と評価を誇る。ペティコロナスではイチオシ。

キャラクターはやや強～強。作りが良く、吸込み良好で煙量なかなか。点火直後の芳香が豊か。始めの一口から強いコクとスパイシーな強い辛さがガツンと来る。

引き続いて序盤は強さとスパイシーな強い辛さに支配されるが、コクと芳香も強い。
中盤に入ると急激にかなり甘味の有る旨味が増して来て、半分頃にはもはや強さや辛さは全く目立たなくなり、後半になると強い甘さを帯びた強烈な旨味に、スパイシーさが程良く加わり、強烈な芳香と共に恍惚とさせられる。

その旨みの強さ故にかなり口当たりは良いが、初心者はくれぐれもノックアウトされない様に注意。

	＜ボリバー　ショートボリバーEditionRegional＞
\2,000→？ペティエドムンド (2.06×11.0 cm)	52リングゲージの2008年度アジア太平洋地域限定版。発売当初かなり好評であった。明るい黄褐色の綺麗なラッパーをもつ、太さが目立つショートロブスト。今回は発売後３～４年後のレビューとなる。
	45-55分。キャラクターは中強～かなり強。点火後は甘く上品な芳香がある。立上がりは、ややスパイシーと甘さがあるカツブシ系若しくは革様の上品で複雑な木質の旨味を持つ物が多い。中には典型的な甘いナッツの旨味の物も有る。序盤からキャラクターは中強～やや強。パンチ有るコクと喫感でスパイシーさが強く、カツブシ系木質又は革様の旨味。甘さの強弱は個体差が激しい。前半はスパイシーで強いコク。甘みは弱まって酸味が現れ、アーシーで塩味目立つカツブシ又は革ニュアンス。中盤は強いコクとスパイシー感が出てくるが甘みは全く無くなり、ハードでアーシーな革ニュアンスに塩味や酸味が加わり、金属感が出てくる場合が多い。後半は強～かなり強。秘めた弱い甘みが復活し、深まる強いコクに艶やかさが加わる。アーシーな革ベースのハードな旨味。現在でも後半を中心とした素晴しさがあるが、やはり５～６年程度は熟成させて味わいたい所である。

＜ボリバー　ショートボリバーEditionRegional＞

\2,000→？
ペティエドムンド
(2.06×11.0 cm)

52リングゲージの2008年度アジア太平洋地域限定版。発売当初かなり好評であった。
明るい黄褐色の綺麗なラッパーをもつ、太さが目立つショートロブスト。
今回は発売後３～４年後のレビューとなる。

45-55分。キャラクターは中強～かなり強。点火後は甘く上品な芳香がある。
立上がりは、ややスパイシーと甘さがあるカツブシ系若しくは革様の上品で複雑な木質の旨味 を持つ物が多い。中には典型的な甘いナッツの旨味の物も有る。

序盤からキャラクターは中強～やや強。パンチ有るコクと喫感で スパイシーさが強く、カツブシ系木質又は革様の旨味。甘さの強弱は個体差が激しい。
前半はスパイシーで強いコク。甘みは弱まって酸味が現れ、アーシーで塩味目立つカツブシ又は革ニュアンス。
中盤は強いコクとスパイシー感が出てくるが甘みは全く無くなり、ハードでアーシーな革ニュアンス に塩味や酸味が加わり、金属感が出てくる場合が多い。
後半は強～かなり強。秘めた弱い甘みが復活し、深まる強いコクに艶やかさ が加わる。アーシーな革ベースのハードな旨味。

現在でも後半を中心とした素晴しさがあるが、やはり５～６年程度は熟成させて味わいたい 所である。

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