ロメオYジュリエタ 本格クラス

\2,800→\2,900
フリエタ２
(1.87×17.8 cm)

非常に長くてチャーチルと呼ばれるサイズ。太さはコロナゴルダ並で全体的に細長く見える。
この葉巻は豊潤で複雑な風味を誇り、ブランド中でも別格扱いの飛び抜けた高評価を誇る。
その長大なサイズと反して、比較的穏やかな味わい。

90分。キャラクターは中〜中強。吸込み良好で白煙非常に豊か。思ったよりマイルド で、かなりの長さにもかかわらず時間も余りかからなかった。

序盤から素晴らしい芳香と中程度の強さとバランスの良い旨みを感じる。長い前半はこの状態が続く。
中盤に入ると強さが加わって来るが、強烈と言う程でも無い。ほどほどの強さの中に、爽やかな甘さが加わった木質系の強めの旨みと芳香を感じる。

甘味の質が爽やか でしつこくなく、流石ロメオと云った所。辛味は無く、スパイシーさは押さえ気味で、バランスの良い豊潤な風味を楽しめる。

通常のハバノのロブストクラス以上に見られる様な、強烈な個性を期待すると裏切られるかも。因みに、昔のRyJチャーチルはもっと強さが有ったと云う噂もあり、今の物は時流に合わせてマイルド寄りに変わっているのかも・・・。

\2,800→？
ゴルディト
(1.98×14.2 cm)

＜特別企画！＞　シガー御提供：TOPCUBANS様
2007年のEL品。珍しいサイズで、コロナの長さにロブストの太さを持つ大振りな葉巻。

90-100分。キャラクターはやや強〜強。
点火直後の芳香は強めで、やや刺激的。立ち上がりはかなりスパイシーな刺激が強いが、刺激の奥に甘味の強いナッツ・木質系の旨みと、強く甘い後味が有る。

序盤から強め のキャラクター。強くて持て余し気味のスパイシーさが目立つが、吸い進むとスパイシーさは落ち着き、甘さとアーシーさが有る木質系のニュアンスが目立つ様になる。次第に旨さに深みが加わり、芳香もぐっと素晴らしくなる。

中盤になるとキャラクターは強となり、甘味の強いカラメル様の旨みと甘い芳香 が目立ち、そこに次第に強くなるスパイシーさ が加わるといった感じとなる。
後半にはスパイシーさが強さを増して甘いカラメルのニュアンスと競争する 様になり、そのバランスが左右に振れ続ける。

個体差もかなり有るが、何れにしろ強い甘味が有りながらしつこいマッタリ感が無い所にロメオを感じ 、更にやっぱり若すぎる様で刺々しい所が目立つ。今後の熟成に期待。

\2,100→(同)
セルバンテス
(1.67×16.5 cm)

杉の薄板にくるまれた、特徴的なRyJのセドロスＤＸシリーズのロンズデール。
標準色の美しいラッパー。国内価格はロンズデールとしては値上げ前から異常な高値。
モンテクリストNo.1より高額(※レビュー当時)という国内価格の根拠が理解不能だ。(外装の高級感？)

75分。キャラクターはやや弱〜やや強。点火後の芳香良く、立上がりはまろやかで甘いナッツの味わい。

序盤は穏やかな甘み有る柔らかい木質系。次第に上品な旨味が出てくる。
前半はスパイシーさとコクが出て、上品な甘さの木質系の旨さを味わえる。アーシーさが強く出る場合もある様だ。
中盤は急速にコクが深まり、強さが出てくる。味わいも酸味有る甘さを秘めたアーシーな木質となり、時々マッタリ感も出てくる。
後半はやや強さを感じ、甘みと酸味・深いコクとスパイシーさ・アーシーな木質系の旨味がある。

全体として、気軽に愉しめるロメオらしい良さ が有り、ロンズデール入門といったところ。

\2,400
モンテスコ
(2.18×13.0 cm)

2010年に登場。（当時購入した葉巻がやっと今レビュー登場(^^;)
通常色〜やや薄め色の美しいラッパーの太径シガー。55リングゲージ。130ミリ。