ニカラグア/ホンデュラス製Ｃ.Ａ.Ｏ.

アメリカにて Cano Ozgener氏が創立したCAO International社のブランド。

当初はパイプを扱う会社であったが、ニカラグア/ホンデュラスにて独自ブランドの葉巻生産に乗り出し、アメリカ国内にて大成功を納めた。
1990年代のアメリカでの葉巻ブームの立役者とも云われる。

2007年1月、ＳＴシガーグループのヘンリーウィンターマンズ社に買収された。
よって、現在アメリカでは、カフェ・クレーム等がこのＣＡＯを通じて販売されている。

	＜ＣＡＯ　ゴールドライン　コロナ＞
\940→？ニカラグア (1.67×14.0 cm)	ＣＡＯで最も有名で評価も高い、同社ラインアップでも最もマイルド寄りなシリーズ。主にニカラグア産のフィラー・バインダーに、エクアドル産コネチカットラッパー使用。柔らかで口当たりがよく、バランスがとれた良質の味わいが有る。
	70分。キャラクターは中。薄めの色の外見。点火後の芳香が良く、序盤は穏やかなナッツ系の味わいが有る。中盤には、クリーミーさの後になめし革を想わせる味わいと強めのコクが現れる。後半になると、クリーミーさの中に次第にスパイシーさが強くなっていく。その後、芳香と共に強めの旨塩系の味わいが現れる。終盤には、穏やかな焦がしたトーストのようなニュアンスのある、強めの旨塩系の味わいに支配される。ＣＡＯの中では最もマイルドな部類に属するシガーだが、他のＣＡＯブランドとは一線を画したバランスと味わいの良さが光るシガーで、名声もうなずける出来栄えである。しかし、品質にはかなりバラツキが有る様で、非ハバナにしては珍しく吸込みが固くて、まともに吸えない物に当たる場合が有る。

＜ＣＡＯ　ゴールドライン　コロナ＞

\940→？
ニカラグア
(1.67×14.0 cm)

ＣＡＯで最も有名で評価も高い 、同社ラインアップでも最もマイルド寄りなシリーズ。
主にニカラグア産のフィラー・バインダーに、エクアドル産コネチカットラッパー使用。
柔らかで口当たりがよく、バランスがとれた良質の味わいが有る。

70分。キャラクターは中。薄めの色の外見。

点火後の芳香が良く、序盤は穏やかなナッツ系の味わいが有る。
中盤には、クリーミーさの後になめし革を想わせる味わいと強めのコクが現れる。
後半になると、クリーミーさの中に次第にスパイシーさが強くなっていく。その後、芳香と共に強めの旨塩系の味わいが現れる。
終盤には、穏やかな焦がしたトーストのようなニュアンスのある、強めの旨塩系の味わいに支配される。

ＣＡＯの中では最もマイルドな部類に属するシガーだが、他のＣＡＯブランドとは一線を画したバランスと味わいの良さ が光るシガーで、名声もうなずける出来栄え である。
しかし、品質にはかなりバラツキが有る様で、非ハバナにしては珍しく吸込みが固くて、まともに吸えない物に当たる場合が有る。

	＜ＣＡＯ　クリオロ　パト＞
\1,000→？ニカラグア (1.98×12.4 cm)	クリオロシリーズは、その名の通り全てクリオロ種のみを用いた葉巻。クリオロ種はキューバ在来種で、現在でもハバノのフィラー等に用いられる。もちろん、この葉巻でのクリオロ種はニカラグア栽培物。ミディアムボディで、こげ茶色の美しいラッパーを持った太めの葉巻。リッチで甘味の有る喫味とされる。
	70-80分。キャラクターはやや強。点火後の芳香が良く、吸込み良好で白煙が多い。序盤から、やや強めのコクと、柔らかで甘味の有る木質系の味わいが有り、芳香も目立つ。中盤になると、甘味は消えてスパイシーさと強めのコクが出てきて、焦がしたトーストの様な味わいとなる。終盤にかけても、スパイシーさがやや強くなる程度で喫味に余り変化は無いが、甘味は余り感じ無く、時折少々苦みを感じる木質系の味わいが支配する。全体的に、やや強めの適度なコクが長時間味わえる。品質の点では素晴らしく、前半はなかなか旨味が有るのだが、中盤以降は甘味に乏しくなり、今ひとつ旨味に欠けてしまうのが残念。

＜ＣＡＯ　クリオロ　パト＞

\1,000→？
ニカラグア
(1.98×12.4 cm)

クリオロシリーズは、その名の通り全てクリオロ種のみ を用いた葉巻。クリオロ種はキューバ在来種で、
現在でもハバノのフィラー等に 用いられる。もちろん、この葉巻でのクリオロ種はニカラグア栽培物 。
ミディアムボディで、こげ茶色の美しいラッパーを持った太めの葉巻。リッチで甘味の有る喫味とされる。

70-80分。キャラクターはやや強。点火後の芳香が良く、吸込み良好で白煙が多い。

序盤から、やや強めのコクと、柔らかで甘味の有る木質系の味わいが有り、芳香も目立つ。
中盤になると、甘味は消えてスパイシーさと強めのコクが出てきて、焦がしたトーストの様な味わいとなる。
終盤にかけても、スパイシーさがやや強くなる程度で喫味に余り変化は無いが、甘味は余り感じ無く、時折少々苦みを感じる木質系の味わいが支配する。

全体的に、やや強めの適度なコクが長時間 味わえる。品質の点では素晴らしく、前半はなかなか旨味が有る のだが、中盤以降は甘味に乏しくなり、今ひとつ旨味に欠けてしまう のが残念。

	＜ＣＡＯ　ブラジリア　ピランハ＞
\1,040→？ニカラグア (1.83×11.4 cm)	ＣＡＯではかなりフルボディ寄りに属するシリーズ。ニカラグア産のフィラー・バインダーに、ブラジル産ラッパー使用。
	70分。キャラクターは中強～やや強。点火後の芳香がかなり良く、始めからコクと味わいが有り、ややスパイシーさも感じる。序盤はクリーミーさの有る、やや塩味の強い木質系の味わいとスパイシーな強さが有る。中盤になると、多少アクっぽさが出てきて、後半には強さとスパイシーさとコクが目立つ様になる。終盤にかけては、焦がしたトーストのような喫味だが、味わい自体はやや淡白になって来る。全体的に、甘味や滑らかな旨味と云った物には無縁で、甘いラム酒等と組合せると合う様だ。今ひとつ旨みが物足りない葉巻。

＜ＣＡＯ　ブラジリア　ピランハ＞

\1,040→？
ニカラグア
(1.83×11.4 cm)

ＣＡＯではかなりフルボディ寄り に属するシリーズ。
ニカラグア産のフィラー・バインダーに、ブラジル産ラッパー 使用。

70分。キャラクターは中強～やや強。点火後の芳香がかなり良く、始めからコクと味わいが有り、ややスパイシーさも感じる。

序盤はクリーミーさの有る、やや塩味の強い木質系の味わいとスパイシーな強さが有る。
中盤になると、多少アクっぽさが出てきて、後半には強さとスパイシーさとコクが目立つ様になる。
終盤にかけては、焦がしたトーストのような喫味だが、味わい自体はやや淡白になって来る。

全体的に、甘味や滑らかな旨味と云った物には無縁 で、甘いラム酒等と組合せると合う様だ。今ひとつ旨みが物足りない 葉巻。

	＜ＣＡＯ　アニベルサリオ・カメルーン　チュボスNo.1＞
\1,360→？ニカラグア (1.83×14.0 cm)	ＣＡＯでは、ほぼミディアムボディに属するシリーズ。その名の通りのカメルーン産ラッパーで、バインダー/フィラーはニカラグア産。珍しい四角い金属チューブ入り（転がり難くて良い）の、ダブルフィグラドに近い形の葉巻。
	60-70分。キャラクターは中弱。カメルーンラッパーらしく、やや薄めの外見。点火後の芳香がよく、序盤は物によっては上質なビターさも感じられる旨味で、メキシコ産のティ・アモを思わせる所である。中盤になるとビターさは収まり、クリーミーで柔らかなコクの有る旨塩系の味わいが現れる。この味わいが終盤まで続く。余りニカラグアの強烈さを感じさせ無い、全体的に柔らかく上品で穏やかな葉巻である。

＜ＣＡＯ　アニベルサリオ・カメルーン　チュボスNo.1＞

\1,360→？
ニカラグア
(1.83×14.0 cm)

ＣＡＯでは、ほぼミディアムボディに属するシリーズ。
その名の通りのカメルーン産ラッパー で、バインダー/フィラーはニカラグア産。
珍しい四角い金属チューブ入り（転がり難くて良い）の、ダブルフィグラドに近い形の葉巻。

60-70分。キャラクターは中弱。カメルーンラッパーらしく、やや薄めの外見。

点火後の芳香がよく、序盤は物によっては上質なビターさも感じられる旨味 で、メキシコ産のティ・アモを思わせる所である。

中盤になるとビターさは収まり、クリーミーで柔らかなコクの有る旨塩系の味わい が現れる。この味わいが終盤まで続く。

余りニカラグアの強烈さを感じさせ無い、全体的に柔らかく上品で穏やかな葉巻 である。

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ニカラグア/ホンデュラス製 Ｃ.Ａ.Ｏ.

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