モンテクリスト標準サイズ

Ｈ.アップマンのセカンドブランドとして生まれたが、その名声と業績は産みの親を遥かに追い越して、今や「ハバナ三大ブランド」の一つとされ、世界中で最も売れているとまで云われている。
ブランド名はもちろん有名なフランス小説「モンテクリスト伯」から来ていて、暗めのこげ茶色のラッパーを持ち、強烈で粗野で攻撃的な一面となめらかで口当たりよいという一面を併せ持つ。

	＜モンテクリスト　No.4＞
\1,400→\1,500 マレバ (1.67×12.9 cm)	土と木質系の芳香。スパイシーさに富む。世界中で最も売れているハバノとして名高い。
	キャラクターは中。吸込み良好で白煙豊か。点火直後の芳香が豊か。初めからコクと多少の辛さが有る。前半は強さや辛さがやや目立つ感じ。スパイシー感は余り無い。中盤から旨味が加わって来て、辛さや強さを打ち消していく。甘味は滑らかさを演出する程度でそれ程目立つ事は無く、辛味も強さも打ち消されたバランスの取れた旨味とコクが後半を支配する。確かに良い葉巻で、三大ブランドの一つとも云われているが、パルタガスやパンチの様な判りやすいはっきりした甘味や旨みを期待すると、がっかりさせられるかもしれない。

＜モンテクリスト　No.4＞

\1,400→\1,500
マレバ
(1.67×12.9 cm)

土と木質系の芳香。スパイシーさに富む。
世界中で最も売れているハバノ として名高い。

キャラクターは中。吸込み良好で白煙豊か。点火直後の芳香が豊か。

初めからコクと多少の辛さが有る。前半は強さや辛さがやや目立つ感じ。スパイシー感は余り無い。
中盤から旨味が加わって来て、辛さや強さを打ち消していく。甘味は滑らかさを演出する程度でそれ程目立つ事は無く、辛味も強さも打ち消されたバランスの取れた旨味とコクが後半を支配する。

確かに良い葉巻で、三大ブランドの一つとも云われているが、パルタガスやパンチの様な判りやすいはっきりした甘味や旨みを期待すると、がっかりさせられるかもしれない。

	＜モンテクリスト　No.3＞
\1,700→(同) コロナ (1.67×14.2 cm)	香り高いコーヒー豆の風味を持つ、木質系の味わい。この葉巻は全ハバノのスタンダードと云われ、他のハバナ葉巻を評価する際の基準だそうだ。
	90分。キャラクターは強。点火直後の芳香豊か。序盤は強いスパイシー感があり、前半から中盤にかけてそこに辛さを伴う強いナッティな旨みが加わる。後半には強烈なスパイシー感が押し寄せたり、やや甘味を帯びた強いナッティな旨みに圧倒されたりする。旨みは強くても甘味はそれほど目立たず、強烈さと辛味が目立つ中でのナッティな強い旨みが特色。非常に男性的な粗野な強さもあるが、そこには甘味が前面に出ない滑らかな口当たりの良い強い旨みが支配している。味わいを端的に表現するのが難しいと云われるモンテクリストだが、様々な要素が絡み合って全体として「強烈で攻撃的ながら口当たりの良い滑らかな旨み」を体現しているのだろう。不思議とこの葉巻は頻繁に手に取ってみたくなる魅力が有る様で、筆者もいつの間にか、かなりの本数を消費している。

＜モンテクリスト　No.3＞

\1,700→(同)
コロナ
(1.67×14.2 cm)

香り高いコーヒー豆の風味を持つ、木質系の味わい。
この葉巻は全ハバノのスタンダード と云われ、他のハバナ葉巻を評価する際の基準だそうだ。

90分。キャラクターは強。点火直後の芳香豊か。

序盤は強いスパイシー感があり、前半から中盤にかけてそこに辛さを伴う強いナッティな旨みが加わる。
後半には強烈なスパイシー感が押し寄せたり、やや甘味を帯びた強いナッティな旨みに圧倒されたりする。旨みは強くても甘味はそれほど目立たず、強烈さと辛味が目立つ中でのナッティな強い旨みが特色。

非常に男性的な粗野な強さもあるが、そこには甘味が前面に出ない滑らかな口当たりの良い強い旨みが支配している。
味わいを端的に表現するのが難しいと云われるモンテクリストだが、様々な要素が絡み合って全体として「強烈で攻撃的ながら口当たりの良い滑らかな旨み」を体現しているのだろう。

不思議とこの葉巻は頻繁に手に取ってみたくなる魅力 が有る様で、筆者もいつの間にか、かなりの本数を消費している。

	＜モンテクリスト　ペティエドムンド＞
\1,600→\1,700 ペティエドムンド (2.1×10.5 cm)	ホヨー・ペティロブストに続く、極端に「太く短い」流行の最先端！ 2006年末に欧州にて新発売され、2007年には国内でも発売開始となった。短時間ながら、始めから終わりまでリッチで強烈なアロマを満喫出来る。
	50-60分。キャラクターはやや強～強。エドムンドの極太さとペルラー並みの短さ！点火後から芳香が有り、良好な吸込みで始めから大量の白煙が立上る。序盤は意外と押さえ気味で、中盤前から強烈さが目立つ様になる。後半になると、甘味を感じさせるコク深い木質系の旨味と、押さえ気味のスパイシー感、強烈さと強い芳香を堪能する事が出来る。極太の割にはすこぶる強烈と云う程でも無く、ややおおらかさを感じる所はエドムンドと似ているが、エドムンドよりは甘味が目立つ様にも感じる。何れにしろ未だ出来立ての新品なので、熟成させるとどうなるかも楽しみ。

＜モンテクリスト　ペティエドムンド＞

\1,600→\1,700
ペティエドムンド
(2.1×10.5 cm)

ホヨー・ペティロブストに続く、極端に「太く短い」流行の最先端！
2006年末に欧州にて新発売され、2007年には国内でも発売開始となった。
短時間ながら、始めから終わりまでリッチで強烈なアロマを満喫出来る。

50-60分。キャラクターはやや強～強。エドムンドの極太さとペルラー並みの短さ！
点火後から芳香が有り、良好な吸込みで始めから大量の白煙が立上る。

序盤は意外と押さえ気味で、中盤前から強烈さが目立つ様になる。後半になると、甘味を感じさせるコク深い木質系の旨味と、押さえ気味のスパイシー感、強烈さと強い芳香を堪能する事が出来る。

極太の割にはすこぶる強烈と云う程でも無く、ややおおらかさを感じる所はエドムンドと似ているが、エドムンドよりは甘味が目立つ様にも感じる。何れにしろ未だ出来立ての新品なので、熟成させるとどうなるかも楽しみ。

	＜モンテクリスト　ペティエドムンド・チュボス＞
\1,600→\1,700 ペティエドムンド (2.1×10.5 cm)	★御協力：TOPCUBANS様★ 最近発売開始された金属チューブ入ペティエドムンド。封入はしっかりしていて結構固い蓋。チューブ内に杉薄片が巻かれて葉巻を保護している。葉巻本体はやや濃い目の色の外観。
	60分前後。キャラクターはやや強。点火後は素晴らしい芳香。吸込み良く、場合によって巻きが緩過ぎる物もある。立上がりは素晴らしい典型的ナッツの旨味で、後味に甘みが目立つ。序盤、やや強すぎるスパイシーさに支配され、盛大な白煙が上がる。暫くするとスパイシーさが落ち着き、キャラメル様木質のコク有る旨味が出てくる。前半は強めのスパイシーさの中に、艶のあるキャラメル様の甘い木質系の旨味があり、とても素晴らしい。中盤はスパイシーチョコレートを思わせる素晴らしさが続く。後半はスパイシーでやや甘く、更なる強さとアーシーさが加わる。強烈さとマッタリしたナッツ系のコク。終盤は甘み強まる場合もある。全体として、始終キャラメルナッツ系の旨味が有るが、甘みの強弱には個体差も有る様だ。通常版ペティエドムンドより更に好印象だったのだが、これが製造直後の新品であった為か、製造年度により進化している為か、はたまたチューブという環境が新品には向いていたのか、原因は定かではない。

＜モンテクリスト　ペティエドムンド・チュボス＞

\1,600→\1,700
ペティエドムンド
(2.1×10.5 cm)

★御協力：TOPCUBANS様★
最近発売開始された金属チューブ入ペティエドムンド。封入はしっかりしていて結構固い蓋。
チューブ内に杉薄片が巻かれて葉巻を保護している。葉巻本体はやや濃い目の色の外観。

60分前後。キャラクターはやや強。点火後は素晴らしい芳香。吸込み良く、場合によって巻きが緩過ぎる物もある。
立上がりは素晴らしい典型的ナッツの旨味 で、後味に甘みが目立つ。

序盤、やや強すぎるスパイシーさに支配され、盛大な白煙が上がる。暫くするとスパイシーさが落ち着き、キャラメル様木質のコク有る旨味が出てくる。
前半は強めのスパイシーさの中に、艶のあるキャラメル様の甘い木質系の旨味 があり、とても素晴らしい。
中盤はスパイシーチョコレート を思わせる素晴らしさが続く。
後半はスパイシーでやや甘く、更なる強さとアーシーさが加わる。強烈さとマッタリしたナッツ系のコク。終盤は甘み強まる場合もある。

全体として、始終キャラメルナッツ系の旨味 が有るが、甘みの強弱には個体差も有る様だ。
通常版ペティエドムンドより更に好印象だったのだが、これが製造直後の新品であった為か、製造年度により進化している為か、はたまたチューブという環境が新品には向いていたのか、原因は定かではない。

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